選択

 

3年程前に、友達と2人で在宅でやっていた

仕事の親会社が倒産して、報酬は回収できず、

私の収入が途絶えてしまった。

で、私はフルタイムで働くことを選んで、ク

リスチャンの友達は家にいることを選んだ。

それからすぐに、その友達のダンナの会社も

倒産してしまった。でも、設計の仕事をして

いたその友達のダンナは独立することを選ん

で、あっちこっちから仕事をもらって教会の

ボランティア活動もやりながら、今も何とか

生活している。

「働けへんの?」って聞く私に

「自分のやりたいことをする時間はほしいか

ら」と、友達はゆったりと笑う。

教会のボランティアで、トールペイントを教

えたり子供達の合唱の世話役をやったりして

いる。「お金はないけど食べていくぐらいな

んとかなるで」って高校生と、小学生の娘と

笑って暮らしている。「ぎりぎりになったら、

考えるわ」って。 時間に縛られるのが嫌だっ

たがための在宅だったのにその不安定さが身

にしみて私は、朝8時から夕方の5時まで時

間を売ってお金を得ている。家のローン返済

と少しでもいい暮らしをするため(?)に好

きでもない仕事をしている。悪循環のように

消費生活にどっぷりとひたって・・・・・

これはなんなんだろうってずーっと考えてい

た。

そうして、北海道へ行くことを決めた。

彼女に行くことを話したら、みんないろいろ

考えてて動いてて嬉しくなる。と言ってくれ

た。

あかんかったら帰っといでって。

だって、家も売っちゃうし帰るとこないやん。

て言ったら、家へ帰っといでって。いつでも

いいよ。慰めてあげるからって。そう言って

くれる事が嬉しいよね。